「なぜ空手は辞める人が多いのか」
こんにちは(^^)!
ママ空手家SHIHOです。
娘は現在9ヶ月!!
空手道場の練習環境にもだいぶ慣れてきたようで、、、
道場生に合わせて娘も一緒に気合いを入れ始めました。笑))
突然ですが、もぉすっかり春ですね~
春と言えば、卒業の季節。
小学卒業、中学卒業、高校卒業、大学卒業・・・
この節目で長年続けてきた空手を辞める人、
多いのではないでしょうか。
「なんで辞めてしまうんだろう…?!」
はい!
今回のテーマは
「なぜ空手は辞める人が多いのか」
私自身の経験も踏まえて書いていきたいと思います。
前回も言いましたが、
私が空手を始めたのは小学5年生。
幼児や小学校低学年から
空手を始めている人が多いので、
5年生といったら結構遅い方でした。
忘れもしない、空手の「初試合」
1回戦から、
県内でもトップクラスの子と当たりました。
(っと言っても、そんな事も知らない状況で試合に挑みましたが・・・笑)
結果は・・・
初戦敗退!
しかも試合開始10秒くらいで負けました。
上段蹴りを2本入れられて、、、
まさに秒殺!!!
笑って下さい。(。-∀-)爆。。。
まぁ、そんな感じで私のプレーヤー人生の始まりです。
先生方の熱心な稽古のおかげで、
中学・高校では全国大会へ出場することがきました。
まぁ、全国大会ではドンマイな結果だったわけですが…
高校のインターハイでは、
自分の中で限界近くまで頑張っていただけあって、
「インターハイ初戦敗退」に終わった時は、
この世の終わりというくらい泣きました。
そして「燃え尽き症候群」とやらになりました。
はい!ここがポイントです!!
私が考える空手をやめる理由。
「あ~!やりきった~!もぉ空手は卒業だ!!」
と考える人が多いんじゃないかと思うんです。
(空手に限らず多くのスポーツに当てはまるかもしれません。)
現に、私は中学校を卒業する段階でも、
「空手はもぉ、おしまい!」
と考えていました。
(友達に誘われ、結局高校でも続けましたが・・・)
私の場合、目標が「勝つ事」に集中してしまっていたんです。
もちろん、やるからには勝ちたいし、
勝って学ぶ事、負けて学ぶ事もたくさんあると思います。
現役時代に流した汗、流した涙は決して
無駄ではありませんでした。
でもでも、
なぜ空手をやるの??
毎回毎回唱えた「道場訓」をもう一度思い出してください。
「人格完成に努る事」
「誠の道を守る事」
「努力の精神を養う事」
「礼儀を重んずる事」
「血気の勇を戒むる事」
この通り、
勝つことにはフォーカスしていないんです。
むしろ、「血気の勇を戒めろ!」とあります。
前回、私が空手を続ける理由は、
「人格完成のため」と書きました。
この、人格完成・・・
やってもやっても終わりがないんですよね。
むしろ大人になればなるほど、
すごい人と出会えば出会うほど
「自分はまだまだだな~」と思うわけです。。。
自分もこうゆう側面に気づいてから、
空手の魅力にはまってしまったのかもしれません。
指導する身となったからには、
この「空手の魅力」を伝えたいと思うわけです。
発達段階も経験値も異なる子ども達に空手の魅力を伝える。。。
ここが一番難しいところではあるんですけどね…( ;∀;)
でも、
ここのポイントを押さえることができれば、
「空手を辞める」という選択をする人も減るかもしれません。
空手人生に終わりなし、
生涯武道、空手!!
今日もありがとうございました。